Webtoon、AI翻訳ツールでマンガの多言語展開を支援
出典:The Verge
詳細を読む
Webtoonは2026年春、ユーザー投稿プラットフォーム「Canvas」にAI翻訳ツールを導入すると発表しました。英語・スペイン語・フランス語・インドネシア語・タイ語・繁体字中国語・ドイツ語の7言語に対応し、クリエイターのグローバル展開を支援します。
翻訳ツールはWebtoon独自の言語モデルと外部の大規模言語モデルを組み合わせて構築されています。マンガページのテキスト要素のみを処理し、コンテンツがLLMの追加学習に使用されることはないと同社は説明しています。
ローカライズの精度を高めるため、クリエイターが作品固有の用語集を登録できる機能も備えています。エピソード数が増えるほどモデルが文脈を蓄積し、翻訳品質が向上する仕組みです。誤訳が見つかった場合は報告を通じて人間による品質保証プロセスが発動します。
さらにWebtoonは広告収益共有プログラムをCanvas対応の全言語のクリエイターに拡大する計画です。新しいダッシュボードでは作品パフォーマンスの詳細な分析やコミュニティエンゲージメント管理ツールも提供されます。
同社のキム社長は「言語の壁と流通の課題がクリエイターのリーチを制限してきた」と述べ、AIツールはあくまでクリエイターを支援するものであり代替するものではないと強調しました。翻訳機能は完全に任意で、オプトアウトすれば翻訳版は削除されます。