会議メモAI「Granola」が1.5億ドル調達、評価額15億ドルに
出典:TechCrunch
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AI会議メモアプリのGranolaは2026年3月、Index VenturesのDanny Rimer氏主導によるシリーズCラウンドで1億2500万ドルを調達したと発表しました。企業評価額は前回の2億5000万ドルから15億ドルへと6倍に跳ね上がりました。
Granolaの特徴は、会議にボットを参加させず、ユーザーのPC上でバックグラウンド録音・文字起こしを行う点にあります。目に見えるボットへの不満が多い中、この設計思想が急速な普及を支えています。
同社はプロシューマー向けアプリからエンタープライズ対応へと進化を加速させています。新機能「Spaces」はチーム単位のワークスペースで、フォルダ作成やきめ細かなアクセス制御が可能です。Vanta、Asana、Cursor、Mistral AIなど有力企業が既に導入しています。
さらに個人向けAPIと企業向けAPIの2種類のAPIを公開し、会議メモのデータをAIワークフローに統合できるようにしました。これは以前、ローカルデータベースのロックダウンでユーザーのAIエージェント連携が破損した問題への対応でもあります。
会議メモの自動生成はコモディティ化が進んでおり、Read AIやFireflies、Quillなど競合も多数存在します。Granolaはメモを起点としたフォローアップメール作成やCRM連携など、アクション実行基盤へと進化することで差別化を図る方針です。