Gimlet Labs、マルチシリコン推論基盤で8000万ドル調達

資金調達と事業概要

Series Aで8000万ドル調達
Menlo Venturesが主導
累計調達額9200万ドル
従業員数30名体制

技術と市場展開

異種チップ横断の推論分散
推論速度を3〜10倍高速化
NVIDIA・AMD等6社と提携
8桁ドルの売上で公開開始
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Gimlet Labsは、AI推論のボトルネックを解消する「マルチシリコン推論クラウド」を開発するスタートアップです。スタンフォード大学の非常勤教授でもあるZain Asgar氏が率い、Menlo Ventures主導で8000万ドルのシリーズAラウンドを完了しました。

同社の技術は、AIワークロードをCPU・GPU・高メモリシステムなど異なる種類のハードウェアに同時分散させるオーケストレーションソフトウェアです。エージェント型AIの各処理ステップが求める計算資源の特性に応じて、最適なチップに自動的に割り振ります。

マッキンゼーの試算では、2030年までにデータセンター投資は約7兆ドルに達する見通しです。一方でAsgar氏は、既存ハードウェアの稼働率がわずか15〜30%にとどまると指摘し、「数千億ドル規模の遊休資源が無駄になっている」と述べています。

Gimlet Labsは2025年10月に8桁ドル規模の売上を伴って正式ローンチしました。その後4カ月で顧客基盤は倍増し、大手モデルメーカーや超大規模クラウド事業者も含まれています。NVIDIA、AMD、Intel、ARM、Cerebras、d-Matrixとも提携済みです。

共同創業者チームは以前、Kubernetes向け可観測性ツールPixieを開発し、2020年にNew Relicに売却した実績があります。今回のラウンドにはSequoiaBill Coughran氏やIntel CEOLip-Bu Tan氏ら著名エンジェル投資家も参加しています。