AIインフルエンサー賞が創設、賞金総額9万ドル

コンテスト概要

OpenArtとFanvueが共催
賞金総額9万ドル
6部門で1カ月間募集
5月に授賞式開催予定

審査と課題

品質・影響力・ブランド力で評価
指の本数」の正確性も採点
制作者の匿名参加が可能
偏見や悪用への批判も根強い
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生成AIスタジオOpenArtクリエイタープラットフォームFanvueは2026年3月、AIインフルエンサーの年間最優秀賞「AI Personality of the Year」を共同で創設しました。ElevenLabsが協賛し、1カ月間にわたってエントリーを募集します。

賞金総額は9万ドルで、総合優勝のほかフィットネス、ライフスタイル、コメディアン、音楽・ダンス、アニメ・ファンタジーの6部門で競われます。5月には主催者が「AIパーソナリティのアカデミー賞」と銘打つ授賞イベントが予定されています。

審査基準は品質、ソーシャル影響力ブランド訴求力、アバターの背景ストーリーの4項目です。具体的には「指の本数が正確か」「一貫した外見を保っているか」といった技術的な完成度も評価対象に含まれています。

一方で、制作者が匿名のまま参加できる仕組みには疑問の声もあります。AI白人至上主義ラッパーやMAGA系AIキャラクターなど、悪用事例が相次ぐ中、匿名性が説明責任の欠如を助長するとの指摘があります。

主催のFanvueは2024年の「Miss AI」美人コンテストでも「有害なジェンダー規範の再生産」と批判を受けた経緯があります。AIインフルエンサー経済が正当性を獲得できるか、業界全体の課題が浮き彫りになっています。