MITとHPI、AI×創造性の研究拠点を設立

10年規模の連携構想

Hasso Plattner財団が資金提供
AI×デザイン学際研究推進
冠名教授職・大学院フェロー設置
ハッカソンや夏季交換プログラム展開

人間中心の創造性追求

情報時代から想像力の時代へ
2022年の持続可能性研究を発展
大西洋横断の共同研究体制構築
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MITと独ハッソ・プラットナー研究所(HPI)は2026年3月19日、AI と創造性に関する共同研究拠点「MHACH」の設立に合意しました。Hasso Plattner財団が資金を提供し、10年間にわたる長期的な学際研究と教育プログラムを展開します。

MHACHでは冠名教授職や大学院フェローシップを設置し、AIと創造性の交差領域で継続的な研究基盤を整備します。ワークショップやハッカソン、夏季交換プログラムなど体験型の教育機会も拡充し、両機関の学生・研究者が分野を超えて協働できる環境を構築します。

MITサリー・コーンブルース学長は「情報時代が想像力の時代に移行するなか、人間の創造性に新たな重点が置かれる」と述べました。AIが創造性を損なうかではなく、新たな知性が創造プロセスをいかに深化・豊穣化できるかを探究する姿勢を示しています。

本連携は2022年に設立されたMIT MADとHPIの持続可能性デザイン研究プログラムを発展させたものです。HPIはデジタルエンジニアリングやサイバーセキュリティデザイン思考の分野で世界的な実績を持ち、人間中心イノベーションの知見を提供します。

運営委員会はMIT建築・計画学部、MITシュワルツマン・コンピューティング学部、HPIの代表者で構成されます。Hasso Plattner財団の長期的な慈善的コミットメントにより、技術革新とデザイン思考を結びつける国際的な研究教育の新たなモデルが目指されています。