Google検索がAIで見出しを無断書き換え、実験を開始
出典:The Verge
詳細を読む
Googleが検索結果に表示されるニュース記事の見出しを、AIが生成したものに無断で置き換える実験を開始したことが明らかになりました。米メディアThe Vergeが自社記事の見出しが書き換えられている複数の事例を確認し、報じています。
The Vergeの記事「あらゆる不正に使えるAIツールを試した」という見出しは、わずか5語の「'Cheat on everything' AIツール」に短縮され、まるで製品を推奨しているかのような印象に変えられていました。Googleはこれを「小規模で限定的な実験」と説明しています。
Googleの広報担当者は、ユーザーの検索クエリに合致するタイトルを特定し、エンゲージメントを向上させることが目的だと説明しました。ニュースサイトに限らず、あらゆるウェブサイトを対象に水平的な改善を検討しているとしています。
しかしGoogleは以前、Google DiscoverでのAI見出し書き換えも当初「実験」と説明していましたが、1カ月後には「ユーザー満足度で好成績」として正式機能に格上げした前例があります。今回も同様に拡大される可能性が指摘されています。
見出しの改変は、ジャーナリズムの信頼性を損なう行為だとThe Vergeは批判しています。権力機関がメディアの信用を失墜させようとし、多くの報道機関が経営難に陥っている時期に、検索プラットフォームが記事の意味を変えることは深刻な問題です。従来のSEO対策では見出しの一部切り取りはあったものの、AI生成による完全な書き換えは前例がないとしています。