Nvidiaのネットワーク事業が四半期110億ドル規模に急成長
出典:TechCrunch
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Nvidiaのネットワーキング事業が急成長を遂げ、2026年度第4四半期に110億ドルの売上を計上しました。前年同期比267%増という驚異的な伸びで、GPU事業に次ぐ同社第2の収益柱に成長しています。
この事業の起源は、Nvidiaが2020年に70億ドルで買収したイスラエルのネットワーキング企業Mellanoxにあります。CEOのジェンスン・ファン氏は当時から「データセンターが新たなコンピューティングの単位になる」と見据え、GPU事業の欠けたピースとしてネットワーク技術を取り込みました。
同事業はGPU間通信を担うNVLink、インネットワークコンピューティング基盤のInfiniBandスイッチ、AI向けイーサネットSpectrum-Xなど、AIファクトリー構築に必要な技術群を網羅しています。フルスタックで提供できる点が他社にない強みです。
Zacks Investment Researchのアナリストは、Nvidiaのネットワーク事業がCiscoのネットワーク事業の年間売上をわずか1四半期で上回る規模だと指摘しています。にもかかわらず、チップ事業やゲーム事業ほどの注目を集めていない「隠れた巨人」となっています。
2026年3月のGTC基調講演では、新たにRubinプラットフォームを発表し、AIスーパーコンピュータ向け新チップ6種を公開しました。推論コンテキストメモリストレージや高効率なSpectrum-X Ethernet Photonicsスイッチなど、次世代製品の投入でさらなる成長を目指しています。