SnapがNVIDIA GPU活用でA/Bテスト処理を4倍高速化
出典:NVIDIA公式
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Snapは、月間9.4億人超のアクティブユーザーを抱えるSnapchatの機能開発において、NVIDIA cuDFによるGPUアクセラレーションをGoogle Cloud上で導入し、A/Bテストのデータ処理速度を4倍に高速化したことを発表しました。
同社は毎月数千件のA/Bテストを実施しており、毎朝3時間の処理ウィンドウで10ペタバイト超のデータをApache Sparkフレームワークで処理しています。cuDFの採用により、既存のSparkアプリケーションをコード変更なしでGPU上に移行することが可能になりました。
2026年1月から2月の内部データによると、Google Kubernetes Engine上のNVIDIA GPUを活用することで、CPUのみのワークフローと比較して日次コストを76%削減することに成功しています。これにより、実験規模の拡大に伴うコスト増大の課題を解決しました。
NVIDIAの専門家と連携し、Google CloudのG2仮想マシン上でNVIDIA L4 GPUを用いたパイプライン最適化を実施した結果、当初見込みの約5500台からわずか2100台の同時稼働GPUで処理を完了できるようになりました。
Snap社のシニアエンジニアリングマネージャーであるPrudhvi Vatala氏は、今後A/Bテストチーム以外の幅広い本番ワークロードにもSparkアクセラレーターを展開する計画を示しており、GPU活用によるデータ基盤の全社的な変革を進める方針です。