Amazon Alexa+、生成AI搭載も基本機能の信頼性に深刻な課題

音声操作の不具合

楽曲リクエストが別アーティストに
冗長な指示でないと意図を理解せず
YouTube検索結果を表示し放置
動画再生の成功率が極めて低い

AI応答の問題点

再生していないのに再生中と虚偽回答
HBO Max操作はログイン画面止まり
競合他社のAIエージェントに大きく後れ
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Amazonが2025年に刷新した音声アシスタントAlexa+について、米メディアWIREDの記者が約1カ月間にわたるEcho Show 15での使用体験を報告しました。生成AIを中核に据えた新バージョンは、現在全米のPrime会員に提供されています。

最大の問題は音楽再生の精度です。Charli XCXをリクエストすると別アーティストの楽曲が再生され、The Black Keysの代わりにAlabama Shakesが流れるなど、基本的な楽曲検索が正常に機能しない事例が多発しています。

生成AIの売りである自然言語理解も期待を下回りました。「Lucy Dacusの曲をかけて」という簡潔な指示は失敗し、アーティスト名・曲名・プラットフォームを冗長に指定して初めて成功するなど、従来のコマンド型より使い勝手が悪化しています。

動画アプリとの連携にも深刻な不具合があります。HBO Maxでの番組再生を依頼すると「誰が見ていますか」画面で停止し、AIは実際には再生していないにもかかわらず再生中だと虚偽の応答を繰り返すなど、信頼性を損なう挙動が確認されました。

GoogleAnthropicOpenAIなど競合各社がアプリ操作やウェブ自動化で着実に進歩する中、AmazonAlexa+は大きく後れを取っている状況です。記者は「お金を払う価値のないサービス」と結論づけ、Echo Show 15の壁掛け撤去を決めたと報じています。