ChatGPT無料ユーザー向け広告導入、AI収益化の新章

広告の仕組みと方針

Free/Goプランに「Sponsored」リンク表示を開始
ChatGPTの回答内容には広告は影響しない
会話内容は広告に非公開と明言
Plus(月20ドル以上)以上は広告非表示
Fidji SimoがCEO就任時から広告化を予告

業界への影響と反応

a16zが「広告インターネットを支える奇跡」と擁護
Anthropicが逆手に取り「Claudeには広告なし」を訴求
OpenAI広告を収益の半分未満と想定
米国→カナダ・豪州・NZへ段階的に拡大予定
AIの大衆化と収益化の両立が問われる岐路
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OpenAIは2月9日、ChatGPT無料プランおよび月8ドルのGoプランユーザーへの広告導入を正式発表しました。広告は回答の下部に「Sponsored」として表示され、回答内容への影響はないとしています。

同社はプライバシー保護を強調し、ユーザーの会話内容は広告主に一切共有しないと明言しました。月20ドル以上のPlus、Pro、Business、Enterprise、Educationプランのユーザーは引き続き広告なしの体験を維持します。

この動きは昨年にFidji Simo(元Facebook・Instacart COO)がOpenAIアプリケーションCEOに就任した際から業界では予想されていました。a16zはブログで「広告こそがインターネットを誰もが利用できるものにする」と擁護しています。

競合のAnthropicはこの機会を巧みに利用し、スーパーボウルのCMで「Claudeには広告が来ない」と宣言して差別化を図りました。同CMをめぐってSam AltmanAnthropicの間でSNS上の舌戦が繰り広げられました。

OpenAIは3月末より広告パイロットを米国以外のカナダ、オーストラリア、ニュージーランドへ拡大することを発表しており、グローバル展開が本格化しています。