GPT-5よりQwen——中国AI競争が本格化
出典:WIRED
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杭州で取材したWIREDの記者は、Rokidのスマートグラスが中国語→英語のリアルタイム翻訳を完璧にこなす場面に立ち会いました。背後にあるのはアリババが開発した大規模言語モデル「Qwen」です。
Qwenはオープンソースで公開され、中国語テキスト処理においてGPT-4やClaudeと肩を並べるか上回る評価を受けています。アリババはハードウェア制裁にもかかわらず、ソフトウェア競争力で着実に地位を確立しています。
中国のAI産業は政府の大規模支援を背景に、スマートグラス、ロボティクス、自動運転など実世界への応用で急速に進化しています。GPT-5登場前後から「中国製モデルで十分」という声が増えており、競争軸が変わりつつあります。
米中AI競争は2026年にさらに激化する見通しです。Qwenのようなオープンソースモデルが無料で利用できる環境は、特にアジア太平洋地域でOpenAI依存からの脱却を加速させる可能性があります。