Vercel、Edge Configを柔軟な従量課金制に

Vercelエンジニア

料金体系の変更点

パッケージ制からユニット単位へ変更
ProプランのEdge Configが対象
実質的な料金レートは不変

新料金体系のメリット

使用量に応じたコストの透明化
チーム規模に合わせた柔軟な拡張性
無料利用枠の効率的な活用が可能に
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Web開発プラットフォームのVercelは、Proプランで提供する「Edge Config」の料金体系を、従来のパッケージベースからユニット単位の従量課金制に変更したと発表しました。この変更は、ユーザーの実際の使用量とコストを直接連動させ、透明性を高めることが目的です。

新料金は読み取りが1回0.000003ドル、書き込みが1回0.01ドルです。これは従来のパッケージ料金と実質的に同等のレートであり、価格水準は維持されます。課金単位を細分化することで、より利用実態に即した請求が可能になりました。

この変更により、多様なチーム規模や利用パターンに柔軟に対応し、スムーズなスケーリングが可能になります。また、Proプランの無料利用クレジットをすぐに消費してしまう事態を防ぎ、開発者はコストを気にせず機能を試しやすくなります。

Vercelは、今回の変更がユーザーのコスト管理最適化に繋がるとしています。Edge Configを利用中の開発チームは、公式ドキュメントで詳細を確認し、自社のユースケースに合わせた活用を進めることが重要です。