「アルトマンを選ぶ」著名記者がCEOを辛口採点
出典:WIRED
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米国の著名テックジャーナリスト、カラ・スウィッシャー氏がWIREDのインタビューに応じました。同氏はメタ社のザッカーバーグCEOよりOpenAIのアルトマンCEOの下で働きたいと述べ、テック業界のリーダー達を辛口に評価。AIの未来についても見解を示しました。
「誰とエレベーターに乗りたくないか」との問いに、ザッカーバーグ氏と即答。一方、アルトマン氏には「正常さの片鱗がある」と評価。自己の問題を理解している点で、両者を明確に対比しています。
他のリーダーにも言及。マスク氏を「悲しい存在」、クック氏には失望感を示しました。一方で、かつて傲慢だったマーク・キューバン氏が思慮深い人物に成熟したことは驚きだったと語ります。
シリコンバレーが自らにつく最大の嘘は「人々を気に掛けている」ことだと断じます。政治権力への迎合は、社会への義務感からではなく、株主価値を最優先する姿勢の表れだと指摘しました。
AIはあらゆる分野に及ぶ「汎用技術」だと重要性を強調。特に注目度の低いロボティクスとの組み合わせが社会を変える鍵になるとの見方を示しました。OpenAIはGoogleのような存在になり得ると予測します。
一方で、若い世代には希望を見出しています。現在のリーダーとは異なり、彼らはコミュニティを助け、価値あるものを創るという純粋な理想を持っていると語ります。業界の未来は彼らにかかっているのかもしれません。